はじめに
ANAマイルの使い道、皆さんはどうされていますか?
私はこれまで、ANAマイルをPayPayポイントに移行して日常の買い物に活用していました。ところが、ANAマイルからPayPayへの直接移行ができなくなってからというもの、ポイントの使い道に悩むようになりました。
そこで、代替案として「ANAモール」での買い物を試してみたのですが、商品数が限られていて、Amazonや楽天、Yahoo!ショッピングに比べると少し物足りないのが正直な感想でした。
日頃のネットショッピングではAmazonをよく使っている私にとって、「ANAマイルをAmazonギフト券に変えられたら最高なのに」と思って、色々と調べてみたら、ありました!!Vポイント経由でAmazonギフト券にできそうです。
実際にANAマイル → Vポイント → Amazonギフト券というルートで交換し、これでスムーズにAmazonでの買い物に活用することができそうです。
この記事では、私の体験談をもとに、その方法をわかりやすくご紹介します。
【体験談】ANAマイルをAmazonギフト券に代える方法を発見!

ある日ふと「VポイントってAmazonポイントに移行出来ないかな?」と思い、調べてみたところ、ANAマイルからVポイント経由でAmazonギフト券を購入できることが判明!
つまり、ANAマイルをいったんVポイントに変換し、そこからAmazonギフト券を購入すれば、マイルをAmazonで活用できるというわけです。
これは、ANAモールで買い物するより便利。実際に交換してAmazonギフト券を手に入れ、問題なく使えることを確認できました。
ステップ①ANAマイルをVポイントに交換するには?
まずは、ANAマイルをVポイントに交換する手順をご紹介します。
◆必要なもの
- ANAマイレージクラブのアカウント
- 三井住友カーやモバイルVカード(Vポイントが貯まるカード)
※Paypayアプリを利用されている方は、Paypayアプリ内にあります。支払う⇒左下のVポイントマークをタッチ。 - Vポイントアプリ(VポイントPay)の登録
◆交換方法(概要)
1. ANAマイルを「Vポイント」に交換するには、「マイルを提携ポイントに交換」する申請が必要です。
2. ANAマイレージクラブのサイトから、Vポイントへの交換を選び申請します。
◆交換レートと注意点
- 交換レート:1マイル → 1 Vポイント(最低交換単位:1口10,000マイル)
⚠️ ただし年間20,000マイル超(つまり3口目から)は1マイル0.5Vポイントになります。 - 反映までの期間:数日〜10日間ほどかかることがあります。
- 注意:一部のカードやアカウントで交換対象外の場合もあるので事前に確認を!
ステップ②VポイントでAmazonギフト券を購入する方法
Vポイントが手元に届いたら、いよいよAmazonギフト券の購入です。
◆購入方法の一例(Vポイントアプリ経由)
1、Vポイントアプリ(Vポイントpay)をスマートフォンにインストール
2、アプリ内の「使う」タブを選択
3、「ギフトカード購入」⇒「Amazonギフト券」を選び、金額を入力
4、内容を確認して購入!
※デジタルコード形式で即時発行され、Amazonアカウントに登録すればすぐに使えます。
私のANAカードの解約理由と現在のクレカ事情
私は以前、ANAマイルを効率的に貯めるためにANAカードをメインで使っていました。しかし、現在はANAが就航していない地域に引っ越したため、ANAに乗る機会がほぼゼロになってしまいました。
年会費を払い続けるのももったいないので、ANAカードは解約予定です。
◆クレジットカードは2~3枚に絞るのが吉
あれもこれもとカードを持ちすぎると、ポイントが分散する・管理が大変・不正利用リスクが高まるなどデメリットもあります。
私の場合は現在、以下のように絞って使っています:
- メイン:還元率の高いカード(楽天カードや三井住友カード)
- サブ:特定のキャンペーン・用途で使うカード(交通系・旅行系など)
ポイントの課税関係~税金かかるものとかからないもの
クレジットカードや通販サイトなどでよくもらえる「ポイント」ですが、税金がかかるケースとかからないケースがあるのをご存じでしょうか? ここでは、日常的にポイントを貯めている人が知っておくべき税金の基本ルールについて、わかりやすく解説します。
非課税のものと課税のもの
まず結論から言うと…
✅ 買い物やカード利用で付与されるポイント → 課税されません
⚠️ 抽選やキャンペーンで当選したポイント → 一時所得として課税対象になることがあります
ポイントが非課税の場合の例
例えば、以下のようなケースは非課税です。
・ 楽天市場での購入で付与された楽天ポイント
・クレジットカードの利用で貯まるポイント
・キャッシュレス決済で得られる通常のポイント還元
これらは、税務上、「値引き」や「割引」と同じ扱いとされ、所得税の課税対象にはなりません。
例えば、1,000円の商品を購入して100ポイントが付与された場合、それは実質的に「900円で買った」のと同じとみなされます。
ポイントに課税される場合の例
一方で、懸賞やキャンペーンの抽選で当たったポイントは、「臨時・偶発的に得た利益」とみなされ、一時所得に該当する場合があります。
例えば、以下のようなケースが該当します。
・抽選で当選して1万ポイントを受け取った
・アンケート回答などで謝礼としてポイントを受け取った
・新規入会キャンペーンなどで特別に高額ポイントを受け取った
一時所得の計算方法
一時所得の課税対象額は以下のように計算されます:
(収入金額 − 支出金額 − 特別控除額(最大50万円))× 1/2
年間の一時所得が50万円以下であれば、課税されません(他の一時所得と合算)。 控除後の金額がある場合は、他の所得と合算して所得税が課税されます。
具体例の整理

ポイントの取得理由 | 課税対象? | 所得区分 |
---|---|---|
通常の買い物で付与 | 非課税 | ― |
クレカ利用によるポイント | 非課税 | ― |
キャンペーン当選(抽選) | 課税あり | 一時所得 |
アンケート回答による謝礼 | 課税あり | 雑所得 |
注意点
ポイントが課税されるかどうかは、その取得の理由によって決まります。
✅ 買い物など通常利用 → 非課税
⚠️ 抽選や懸賞での獲得 → 一時所得の可能性あり
⚠️ 労働(アンケートやモニター)による謝礼 → 雑所得に注意
通常の買い物などで得るポイントは安心して使えますが、キャンペーンなどで高額のポイントを一括で受け取った場合は注意が必要です。
税務署から指摘されることはあまりありませんが、副業や投資と合わせて一時所得が多くなる方は確定申告の対象になる可能性もあります。
上手に使えば家計の強い味方となるポイントですが、思わぬ課税に注意しながら賢く活用しましょう!
気になる場合は、税理士など専門家に確認するのが安心です。
近場の税理士を探すなら、税理士紹介ネットワークへ
国税庁:No.1907 個人が企業発行ポイントを取得又は使用した場合の取扱い
まとめ:ANAマイルの有効活用とポイント課税の基本を知って賢く活用しよう
ANAマイルの使い道に悩んでいた方にとって、Vポイントを経由してAmazonギフト券に交換する方法は、非常に実用的で柔軟な選択肢です。日常的にAmazonを利用している人にとっては、マイルを「実質的な現金のように」活用できるため、大きなメリットがあります。
ただし、ポイントの取得方法によっては課税対象となるケースがあることにも注意が必要です。
買い物やカード利用によって自然に付与されたポイントは基本的に非課税ですが、抽選キャンペーンやアンケート謝礼など、臨時で得たポイントについては「一時所得」や「雑所得」に該当し、課税対象になることもあります。
マイルやポイントは「貯める」だけでなく、「どう使うか」も重要。
制度を正しく理解して、無駄なく・トクして・リスクも避ける、そんなスマートな活用を目指しましょう!
※ この記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、具体的な税務アドバイスではありません。個別のケースについては、税理士等の専門家にご相談ください。
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