確定申告書の提出の際、戸籍謄本の添付が必要な場合があります。
住所地と本籍地の市区町村が異なる場合、交付に時間を要することになります。
戸籍謄本や戸籍の附票についても、コンビニ交付の開始した自治体も増えてきました。
私自身、初めてコンビニで戸籍謄本を取得しましたので、簡単に手順を紹介させていただきます。
住所地と本籍地が異なる場合のコンビニ交付までの手続き
STEP1.利用確認
利用される方が、マイナンバーカードを取得している必要があります。
自身の本籍地の市区町村にて、戸籍謄本のコンビニ交付の利用が出来るか確認します。
☝コンビニ交付サービスを提供しているかどうかは、こちらから確認できます。
STEP2.申し込み
住所地と本籍地が異なる場合には、本籍地の市区町村へ戸籍のコンビニ交付利用登録申請が必要となります。
利用登録申請は2つの方法があります。
①コンビニ等のキオスク端末にて利用登録申請
②自宅のパソコンにてインターネット経由で利用登録申請(マイナンバーカードを読み込むためのカードリーダーが必要となります。)
👇詳細な説明がこちらにあります。
私は、パソコンにてインターネット経由で利用登録申請しました。
👇ことらから利用登録申請できます。
利用登録申請前のソフトのインストール~エラーメッセージが出てしまったとき~
先に進んでいくと、必要なソフトウエアのダウンロードの画面が出てきます。
まず「利用者クライアントソフトダウンロードページへ(JPKIポータルサイト)」をクリックしてダウンロードして、パソコンにインストールしました。
その後「利用者クライアントソフトブラウザ拡張機能のダウンロードページへ(JPKIポータルサイト)」をクリックしてダウンロードしました。
そして、パソコンにインストールしようとしましたが、「現在ログインしているユーザは、管理者権限ではありません。管理者権限のユーザで再度当インストーラを実行してください。」とメッセージが出て、インストールできません。
パソコンはWINDOWS11ですが、あれこれ触ってたら、無事解決できました!!
ダウンロードしたものを右クリックすると「管理者として実行」という表示がありました。ここをクリックしてインストールを進めていくと、無事にインストールが完了しました。
インストールが済めば、マイナンバーカードをカードリーダーで読み込んで、利用登録申請します。その際、マイナンバーカードの暗証番号が必要となります。
利用登録申請が完了したら、利用登録が完了するまで5日くらい待ちます。
利用登録が完了したかどうかは、利用登録申請時に16桁の申請番号が発行されるので、その申請番号で確認することとなります。
私の場合、翌日、本籍地の役所の方から電話連絡がありました。そこで利用登録申請したか確認され、その場で利用登録の処理をしていただきました。すぐにでもコンビニで謄本が取れるとのことでした。
とても親切な方で、いくつかの質問にも丁寧に答えていただきました。
コンビニで戸籍謄本等を取得する際の注意点
利用時間は、平日の9時から17時まで。土日祝祭日は、利用できないとのこと。
本籍地を異動した場合は、再度利用登録の申請が必要とのこと。
マイナンバーカードに記載されている電子証明書の期限が切れたら、再度利用登録の申請が必要とのこと。
STEP3.利用状況の確認
利用登録申請時に、16桁の申請番号が発行されます。その申請番号を使って、利用可能となっているか確認できます。
マイナンバーカードとカードリーダーがあれば自宅のパソコンでも確認できます。カードリーダーがない場合は、コンビニのキオスク端末で確認します。
STEP.4 取得
ステータスが利用可能となっていれば、戸籍謄本の取得可能です。画面に従って進んでいくと、戸籍謄本が印刷されて出てきます。
取得の際は、マイナンバーカードとマイナンバーカードの暗証番号が必要となります。
住所地と本籍地の市区町村が同じ場合
住所地と本籍地の市区町村が同じであれば、利用登録の申請は不要です。ただし、市区町村によっては、戸籍謄本のコンビニ交付を開始していないところもありますので、事前にコンビニ交付が出来るかの確認が必要です。
戸籍謄本がコンビニで取得できる自治体は限られている
本籍地の自治体が遠方だった場合、戸籍謄本を取るために時間を要します。しかし、コンビニで戸籍謄本が取れるのは、とても便利だと感じました。
しかし、コンビニで戸籍謄本を取れる自治体は限られています。住民票のコンビニ交付は出来ても、戸籍謄本の交付は出来ないという自治体は、まだまだ多いようです。
それに、マイナンバーカードの取得も進んでいないので、戸籍謄本のコンビニ交付の利用は、まだまだこれからだと感じました。